使い手と共に在る – HALEO(ハレオ) – 

国宝や重要文化財に納められる伝統畳は、伝え育まれてきた職人の技と、仕事への誇り、天然素材へのこだわりから生み出されています。草新舎は日々の営みの中で、伝統を守りながらも、新らしい感性への挑戦を続けてきました。

その中で生まれたのが、「XT(エクスティー)」です。これまで不可能とされていた天然素材を加工したデザイン畳「XT」は、デザインの独自性と素材の良さで、国内外の施設や個人宅に取り入れられ始めています。

草新舎の畳の在る場を訪ね、その真価を使い手の想いや言葉から探ります。第二回は、プロバスケットボールチーム「仙台89ers(エイティナイナーズ)」オーナーで、「HALEO(ハレオ)」ブランドのサプリメント製造販売を手がけるボディプラスインターナショナル代表取締役デービット・ホルトンさんのインタビューです。

Haleo_xt

– 内なる声に耳を傾ける/精神を育む場 –

人間には身体(フィジカル)と精神があります。身体はどこでも鍛えることができますが、精神を鍛えるためには、自然と繋がれる場所が重要で、自然の要素(エレメント)無くして、それは叶いません。

私の運営する「HALEO表参道」の道場には、草新舎の畳を敷き込んでいます。畳表だけでなく、芯材にも上質なわらを使ったこの畳は、自然そのものです。畳を通じて私たちは自然に触れ、身体だけでなく精神を育んでいくことができるのです。

デービット・ホルトン(株式会社 ボディプラスインターナショナル代表取締役)

納入実績 XT敷詰め6畳

▼ ボディプラスインターナショナル 公式ウェブサイト
http://www.bodyplusgroup.com/

▼ SHOKUNIN DAMASHII | HALEO表参道 (畳製作のドキュメンタリー)
https://www.youtube.com/watch?v=w9KFBimD19w

使い手と共に在る – 国宝 大崎八幡宮 –

国宝や重要文化財に納められる伝統畳は、伝え育まれてきた職人の技と、仕事への誇り、天然素材へのこだわりから生み出されています。草新舎は日々の営みの中で、伝統を守りながらも、新らしい感性への挑戦を続けてきました。

その中で生まれたのが、「XT(エクスティー)」です。これまで不可能とされていた天然素材を加工したデザイン畳「XT」は、デザインの独自性と素材の良さで、国内外の施設や個人宅に取り入れられ始めています。

草新舎の畳の在る場を訪ね、その真価を使い手の想いや言葉から探ります。第一回は、国宝大崎八幡宮 禰宜(ねぎ)の小野目稲美さんのインタビューです。

XT 大崎八幡宮

– 古(いにしえ)の佇まいを今に伝える/凛と保たれた祈りの場 –

大崎八幡宮の社殿は、仙台藩祖・伊達政宗がこの地に祀って400年以上の国宝です。国宝文化財の保存・補修には国産材と伝統技術を用いることが文化庁で指定されていますが、なにより日本の風土に合わない材や技術では、かびやヒビが発生し維持管理そのものが難しくなります。ですから、できるだけこの土地の風土に合った材や技術を採り入れたいと思っています。草新舎の畳は調湿性に優れ、四季を通じて拝殿を快適に保ってくれます。

また、文化財の保存工事に立ち合うと、実物に触れ先人の技に学ぶ“伝統技術継承の場”になっていることがよくわかります。たとえば、畳の紋縁模様は円から始まり、円で終わるような工夫が為されていて、そうした思想や美意識を持った職人の技からは、伝統継承への深い思いと誇りが伝わってきます。
拝殿を凜とした空気に保ってくれる草新舎の畳は、参拝者の方々を美しい畳目で、毎日迎え入れてくれます。

小野目 稲美(国宝大崎八幡宮 禰宜)

納入実績 紋縁畳

▼ 国宝大崎八幡宮 公式ウェブサイト
http://www.oosaki-hachiman.or.jp/

文化庁「日本の技体験フェア2018」


文化財の保存のために欠くことのできない「文化財の保存技術」を広く紹介するため、文化庁日本の技体験フェア「ふれてみよう!文化財を守り続けてきた匠たくみの技」が静岡県熱海市にて開催されます。

「文化財畳保存会」も出展しており、正会員である弊社代表の高橋は両日共に参加いたします。

みなさまの御来場を心よりお待ちしております。

●日本の技体験フェア2018
私たちの大切な財産である文化財を未来に残していくために欠かせない伝統の技「文化財の保存技術」。全国各地の文化財を陰で支え続けてきた修理技術や材料・道具を製作する技が一堂に集まります。今に受け継がれてきたかけがえのない技の数々をこの機会にぜひご覧ください。

・開催日時
2018年10月27日(土)10:00 – 17:00/10月28日(日)10:00 – 16:00

・開催会場
南熱海マリンホール(スポーツホール)
静岡県熱海市下多賀541-12

▼ 公式ホームページ
http://www.nippon-no-waza.jp/

中川政七商店「さんち」に掲載

sunchi_XT

日本全国の工芸と産地の魅力をお届けするオンラインメディア「さんち〜工芸と探訪〜」にXTが掲載されました。1716年創業の麻織物の老舗であり、生活雑貨のセレクトショップでも有名な「中川政七商店」が運営しています。

わざわざ9月24日「畳の日」に合わせて掲載いただきました。ご厚意をいただき、ありがとうございます。

▼ 間取りを選ばない“変形畳”が、フローリングに和室をつくる / さんち〜工芸と探訪〜
https://sunchi.jp/sunchilist/miyagi/69407

木材・合板博物館「PLY」に掲載

XT_ply

世界でも珍しい木材や合板に関する「木材・合板博物館」の定期情報誌「PLY(ぷらい)」の表紙にXT(エクスティー)が掲載されました。

国内屈指の空間情報システム企業インフォマティクスの取締役会長である長島雅則様のご紹介により実現しました。実は同氏がご自宅に導入したXTの写真です。この場を借りて御礼申し上げます。

▼ 木材・合板博物館 定期情報誌「PLY(ぷらい)」
http://www.woodmuseum.jp/ply/index.html

▼ 株式会社インフォマティクス
http://www.informatix.co.jp/

XT 納入事例

七ヶ浜xt

七ヶ浜xt2

七ヶ浜町の鈴木様邸に納入してから4年半。久しぶりにお邪魔してきました。

XT 思草(おもいぐさ)のい草の色もとても綺麗になりました。時を経てなお美しい大分県国東産琉球表の輝きは特別だとあらためて思いました。

(文・高橋)

国宝瑞巌寺「平成の大修理」落慶法要

瑞巌寺_平成の大修理_草新舎

晴天の日曜日、国宝瑞巌寺平成の大修理落慶法要にお招き頂きました。

法要も無事終了し、お祝いの席で参列者に配られた記念誌で、当社の仕事を写真入りで紹介して頂きました。

(文・高橋)

小学館「MEN’S Precious」に掲載

XT menspresicous

小学館の男性向けラグジュアリーマガジン「MEN’S Precious(メンズプレシャス)」のウェブサイトに、当社のXT(エクスティー)の記事が掲載されました。

▼ MEN’S Precious
異彩を放つ美しさ!
宮城県石巻で生まれたかつてない変形デザインの高級伝統「畳」。その目線の先には世界がある!
https://precious.jp/articles/-/5713

HALEO表参道 「畳に込められた想い」

各武術のチャンピオンの指導により、ビジネスにも役立つ強靭な肉体と不屈の精神を鍛えるハイブリッド道場が「HALEO(ハレオ)表参道」です。

その「HALEO表参道」が、リラクゼーションのスペース=精神を鍛える場としてなぜ「XT」を選んだのか。

この度、公開されたYOUTUBE動画『HALEO表参道 「畳に込められた想い」』ではHALEOを経営するボディプラスインターナショナルCEOのホルトン氏と、草新舎代表の高橋が、その想い語りました。宮城県における藁(わら)畳の歴史、工場での製造工程と職人技なども交えて、納品までの数ヶ月を追ったドキュメンタリーになっています。

どうぞご覧ください。

なお、ボディープラスインターナショナルは、先日のニュースで地元宮城のプロバスケットボールチーム「仙台89ERS」の経営権を譲り受け、ホルトン氏は会長となりました。GO GO 89ERS!応援しています。

▼ HALEO表参道 「畳に込められた想い」Side Story
https://www.youtube.com/watch?v=w9KFBimD19w

▼ HALEO表参道
http://www.haleoomd.com/

▼ <B2仙台>経営権移譲、「HALEO」のボディプラス社が株取得へ 球団代表は退任 (河北新報社/2018年04月05日付)
https://www.kahoku.co.jp/sports/89ers/20180405_01.html

「XT」 パンフレットの配布開始

XT_ pamphlet

XT_ pamphlet2

XTシリーズのパンフレットが完成しました。XTの技術と素材、商品の特徴を写真と共にご紹介しています。

また、今回はXTおよび草新舎の畳の使い手からメッセージをいただきました。小野目様(国宝大崎八幡宮)、ホルトン様(HALEO)、田坂様、ありがとうございました。

パンフレットはショールームおよび展示会にて配ります。

また、XT施工のお問い合わせをいただいたお客様には郵送することもできますので、お気軽にお声がけください。

▼ 草新舎 お問い合わせフォーム
http://soushinsha.co.jp/contact/

制作にあたっては、下記の方々にご協力をいただきました。
この場を借りてお礼申し上げます。

●編集/ライティング
– 編集者 清水 チナツ

●アートディレクション
株式会社PILE
ー アートディレクター 堀井 哲平
ー デザイナー 伊藤 大海

●撮影
有限会社ピーボックス
ー フォトグラファー 佐藤 啓之

●プロデュース
上杉商事
– プロデューサー 木村 真介